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防御の姿勢、心臓を隠す動作がみられたら・・・

みなさん、こんにちは!

諒設計アーキテクトラーニングでご用意している講座に、

「行動心理W資格取得講座」があります。

 

そんな行動心理の豆知識として、

今回は「防御の姿勢」についてご紹介したいと思います!

 

人はその時の心理状態によって特定の行動をとることが多い生き物です。

 

たとえば、焦っている時にオドオドしたり、

嘘をつく時には目線を右上にずらしたりします。

 

このように心理状態に応じた行動をとることが多いのですが、

実は他人に対して“壁”を作る時にもその心理が行動に現れるのです。

 

これを個人的に“防御の姿勢”と呼んでいますが、

典型的な防御の姿勢の1つが腕組みです。

 

人は自分を守るために本能で心臓をかばおうとします。

この心臓をかばおうとする行動の1つが腕組みというわけです。

 

また、男性の場合はネクタイをしきりに直す行動も防御の姿勢とされています。

ネクタイを直す際にも手で心臓を隠すような動作をとるので、

本能的に心臓をかばおうとしているのでしょう。

 

女性の場合はハンドバッグに手をかざしたり、

イヤリングに触ったりする行動が当てはまります。

 

このような行動をとっている時、

相手は緊張している(自分を守ろうとしている)状態です。

 

ですから、相手が緊張していると思われる時には、

笑いのある話しなど相手をリラックスさせるように取り組んでみましょう。

 

反対に、自分が無意識で防御の姿勢をとっている場合、

相手にも緊張が伝わってしまう可能性がありますから、

防御の姿勢をとらないようにしてみましょう。

 

そうすることで相手との距離が縮まりやすくなります。

 

ちなみに、居酒屋とかで対面で座ると緊張しやすく、

隣りや斜めの位置に座ると

リラックスして話しやすくなると聞いたことはありませんか?

 

実はこれも防御の姿勢の1つで、

対面では自分の心臓が相手に見えているので、

心理的に緊張状態になっているわけです。

 

一方、隣り合わせや斜めの位置に座ると、

自分の心臓が相手に見えていませんからリラックスしやすいのです。

 

人にもよりますが、

心臓から遠い右側にいる方がリラックスしやすいといわれています。

 

ですから、相手と距離を少しでも早く縮めたいという場合には、

隣や斜めの位置に座るようにしてみてください。

 

以上、防御の姿勢についででした!