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子犬が噛むのは普通のこと

みなさん、こんにちは!

前回に引き続き、今回もワンちゃんについてです!

 

子犬がよく噛んできて困る、といった声をよく聞くのですが、

小さな子犬が噛むのは普通のことで、そうでなければかえって心配なくらいです。

 

同時に、この時期は子犬に強く咬んではいけないことを

教えるために大切な時期でもあるのですよ。

 

咬まない子犬に咬んではいけないことを教えることはできませんから、

この時期にはむしろ咬んでくれた方が良いぐらいです。

 

ただし、永久歯が生える6ヶ月頃までに

強く咬んではいけないことをきちんと教える必要があります。

 

本来ならまだ母親や兄弟姉妹と一緒に過ごすはずのこの時期、

子犬たちは母親にじゃれて咬みついたり、

お互いに追いかけっこしたり、取っ組み合いや咬み合うものです。

 

そうすることによって咬まれると痛いこと、

あまり強く咬むと母親に「ウーッ」と低い声で叱られたり、

兄弟姉妹が「キャンキャン」と言って逃げていってしまい、

遊んでもらえないことなどを学んでいきます。

 

ですが、ペットとして飼われる子犬は

この時期に母親や兄弟と離れて人間の家族の一員となるわけです。

 

そこで子犬は、今度は人間を母親や兄弟に見立てて

じゃれたり咬んだりし始めます。

 

まだ咬む強さと痛みの強さが分かっていない場合、

時として強く咬むこともあるでしょう。

 

では、強く咬まないようにどうすればよいのでしょうか。

 

しつけの方法としては、

子犬が力を入れて咬んだ瞬間に「痛い」と大声で叫びます。

そして、そのまま子犬から離れてしばらくの間無視します。

 

子犬は最初何のことか理解できずにポカンとしたり、

おかまいなしにまたじゃれついてくるかもしれません。

 

それでも家族全員が同じように対処すれば、

間もなく「強く咬むと遊んでもらえない」ということを理解し始めます。

 

私たち人間も人に無視されたり口をきいてもらえなかったりすると

とてもつらい気持ちになります。

 

この無視、つまり交流を絶ってしまうという方法は

人間と同じように社会性の強い動物である犬にはとても効果的な罰となります。

 

しかもこの罰は誰にでも簡単にできて、体罰のような副作用はありません。

 

子犬が強く咬んではいけないことを理解できたら少しずつ優しく咬むことを教えます。

 

子犬がほんの少しでも力を入れて咬んできたら、

痛くなくても「痛い」と言ってやめさせます。

 

このようにして噛むのはダメであることを少しずつ教えていくと、

次第に咬まないようになっていきます。

 

咬むワンちゃんに悩んでいる方は実践してみてくださいね。

 
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