諒設計アーキテクトラーニングがお送りする通信教育ブログ

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中高年こそウォーキングを!

みなさん、運動していますか?

年齢が上がるほど、健康のためには運動が必要です。

 

人間は成人の後、年齢を重ねていくと

徐々に骨からカルシウムが溶けだして、骨がもろくなっていきます。

 

20代、30代でも骨からカルシウムが溶けだしていくのですが、

日常、食品などからカルシウムを摂取していれば

溶けだす量と新しく摂取される量のバランスが保たれます。

 

しかし、中高年と呼ばれる頃になると、

溶けだす量がどんどん増えてしまいます。

いわゆる老化現象のひとつであり、男性でも女性でも起こります。

ただ、女性はこのカルシウムの溶けだす量が、

男性よりずっと多いのが特徴です。

 

骨粗しょう症という病気は誰もが知っているものだと思いますが、

これは加齢によって骨からカルシウムが溶けだし、

骨がスカスカのスポンジのような状態になってしまう病気です。

 

骨がもろくなり、ちょっとしたはずみで骨折などを引き起こします。

 

スカスカなので単純な骨折ではなく、

ぼろぼろに骨が砕けるような複雑で深刻な状況に陥ることも。

 

カルシウムが溶けだすのは、まずかかとから。

そして腰椎、大腿骨の順番に減少していきます。

 

なら、「カルシウムがいっぱいの食品をたくさんとればいいじゃないか」、

という声が聞こえてきそうですが、

それだけでは残念ながらカルシウムが骨に定着してくれません。

 

筋肉も使わなければ弱ってしまいますが、骨も同様です。

 

かかとからしっかり地面をふみしめて歩くことは、

骨を丈夫にしてくれるのですよ。

 

運動をしないと、せっかく食品からカルシウムをたくさんとっても、

骨が吸収できる力をもたず、定着しません。

 

また、運動不足から血液が酸性に傾いてしまうと、

血液を中和させるために骨から溶けだすカルシウムの量が増えてしまいます。

 

カルシウムをしっかり骨に定着させるためには、やはり適度な運動が必要です。

それも酸素をたっぷりと取り入れる有酸素運動が効果的。

つまり、ウォーキングは中高年にとっても優れた運動なのです。

 

また、太陽の光を浴びることは、

カルシウムの吸収を助けるビタミンDの役割を果たし、

摂取したカルシウムを効率よく骨に定着させることにもつながります。

 

自粛生活が続いていますが、

ウォーキングはソーシャルディスタンスを気にする必要がないので、

この機会に外に飛び出してウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。

 
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