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お茶とお菓子の組み合わせと、お茶出しのマナー

こんにちは!

今回は「お茶とお菓子の組み合わせ」と「お茶出しのマナー」についてです。

 

お茶は日本人に最も馴染みのある飲みですから、

淹れて自分で飲むのはもちろん、来客時の飲み物として出すことが多いものです。

 

お茶だけ飲むのも美味しいですが、

やはりお菓子とセットで飲むと楽しみが増えますよね。

 

では、どんなお茶にはどんなお菓子が合うのでしょうか。

基本的にはお茶の種類によってお菓子を選ぶのが良いかと思います。

 

たとえば玉露や抹茶などの苦味が強く味が濃いお茶であれば、

饅頭やようかん、鹿の子などの甘味の強いお菓子との相性が抜群です。

また、口の中をリセットする目的で、さっぱりした味わいの煎茶もおすすめです。

 

番茶やほうじ茶などの苦味が少ないお茶では、

きな粉系のお菓子や焼き菓子などの乾いた甘いお菓子がおすすめです。

番茶やほうじ茶は喉ごしが良くてごくごく飲めるので、

乾いたお菓子を食べても、口の中のさっぱり感が維持されます。

 

そしてマナーについてですが、

今ではこれをしなければいけないというマナーはありません。

 

そもそも来客時にお茶出しをすることは、「おもてなし」ですので、

その気持ちだけで十分なのです。

 

とはいえ、日本ではお茶の文化が古くから存在し、

よりよい「おもてなし」のためのマナーがありますので、

覚えておいて損はないでしょう。

 

まず、お茶やお菓子を出す時には、必ずお盆(トレー)に載せます。

そしてお盆(トレー)をテーブルの端に仮置きし、

上座から「どうぞ」などと声をかけながら両手で差し出します。

 

差し出す位置は、お客様からみて、「お茶が右、お菓子が左」になるようにします。

 

ここで最も注意が必要なのが「袖越し」です。

袖越しとは、提供する時に先に出したものの上を通過させる行為のこと。

袖越しは不作法になりますので、気を付けるようにしましょう。

 

ちなみに、包装されたお菓子の場合は、

包装をとってからお皿に載せて提供するのがマナーとなります。

そして、食べやすいようにお菓子の種類に応じて楊枝を添えておきます。

 

細かいマナーは他にも多々ありますが、

まずはこれらだけ押さえておけばOKです。

 

急に実践することはなかなか難しいものですので、

来客がある前に軽く練習してみてくださいね。

 

以上、お茶とお菓子の組み合わせと、お茶出しのマナーでした!

 
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