みなさん、こんにちは!
今回は、紅茶の「アールグレイ」についての小話です。
紅茶にはさまざまな種類がありますよね。
先述したアールグレイのほかにも、代表的なものとして
セイロン、アッサム、ダージリンなどがあります。
これらの違いは茶葉の違いにありますが、
実はアールグレイというのは茶葉の種類の名称ではないのです。
アールグレイは、アップルティーといったフレーバティーと同列で、
ベルガモットという柑橘類の香りをつけた紅茶です。
ですので、セイロンの茶葉にベルガモットの香りをつけたものや、
ダージリンの茶葉にベルガモットの香りをつけたものは、
どちらもアールグレイに分類されるのです。
このようにさまざまな茶葉を用いたアールグレイがありますが、
現在流通している多くのアールグレイは中国産の
キームンという茶葉がベースとなっています。
ちなみに、ベルガモットはイタリア原産の柑橘類で、
酸味に加えて苦味がやや強く、
その苦味ゆえに主に香料として用いられています。
アロマでもよく用いられ、その香りには精神安定作用や、
ホルモンバランスの整える作用があるといわれています。
なぜアールグレイという名前がついているのかというと、
それは1830年代に活躍した紅茶好きのイギリス首相
「グレイ伯爵」にちなんで名前がつけられたそうです。
アールグレイの飲み方については、
ストレートでもミルクティーでも、アイスでもホットでも楽しめます。
ただ、アールグレイ特有の爽やかな香りをより感じたい場合には、
個人的にはストレートアイスティーが最もおすすめです。
次いでストレートホットティー、ミルクアイスティー、
ミルクホットティーといった順番になるでしょうか。
また、より柑橘を香りと風味を味わいたいという方は、
レモン汁を1~2摘程度加えると美味しく頂けますよ(^^)
ぜひお試しください!
また、お菓子作りが好きな方は、
別途販売されている製菓用の粉末を使って、
アールグレイのクッキーやシフォンケーキを作ってみてください。
アールグレイと洋菓子の相性は抜群です。
以上、アールグレイの小話でした!