みなさん、こんにちは!
料理の味づけや風味を加えるために役立つスパイスですが、
スパイスの多くに健康・美容効果があるということをご存じでしょうか?
料理というとやはり食材が主役で、スパイスは脇役になりますので、
健康や美容について考える時はどうしても食材に目がいきがちです。
しかし、スパイスにも健康を促進する成分や、
美容に効果的な成分が多く含まれているのです。
スパイスは実に100種類以上ありますが
たとえば世界4大スパイスと呼ばれている、
コショウ、シナモン、クローブ、ナツメグを例にとると、
コショウにはピペリンという成分が含まれていて、
このピペリンに血行を促進する作用があります。
血液が手足の末梢部まで行き渡ることで、冷え性の改善に効果的です。
シナモンは料理だけでなく飲料にもよく用いられていますが、
シナモンは古くから生薬や漢方薬として重用されてきました。
特に体を温める作用が強く、コショウと同様に血液の巡りが良くなります。
また、高い抗酸化作用も持っているので、アンチエイジングにも役立ちます。
クローブについては、腸内にたまったガスの排出を促す作用があります。
余談ですが、絶世の美女と言われているクレオパトラは、
クローブからオイルを抽出し、アロマとして利用していたそうです。
そしてクローブの香りの主成分となるのがオイゲノールという成分で、
このオイゲノールに抗酸化作用があることがわかっています。
また、ナツメグにも血行を促進する作用がありますが、
胃腸の調子を整える作用や食欲増進作用などもあります。
そのほか、料理でよく用いられる
ターメリック、クミン、コリアンダー、山椒など、
さまざまなスパイスに健康・美容に役立つ成分が含まれています。
スパイスは料理の脇役というイメージが強く、
栄養や効果についてあまり注目されませんが、
地味ながらも私たちの体をサポートしてくれているのです。
スパイスも食材と同様にさまざまな栄養素を含んでいますし、
手持ちのスパイスの種類が多いほど料理の幅が広がります。
スパイスは100種類以上ありますので、
健康や美容を考えるうえで、スパイスにも注目してみてくださいね。
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