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辛い食べ物がやめられない!クセになる理由とは

みなさん、こんにちは!

 

私たちが日頃食べているものには、

主に甘味、塩味、苦味、酸味、辛味の5つの味がありますよね。

 

実はこれらのうち「辛味」が最も中毒性が高く、

クセになりやすい味なのです。

 

その大きな要因となるのが“痛み”です。

 

辛味の主成分はカプサイシンで、

カプサイシンには痛覚を刺激する作用があります。

これによって口の中に痛みを感じるわけです。

 

そして痛覚が刺激されると、痛みを抑えるために

エンドルフィンやアドレナリンが分泌されるようになります。

これらは“脳内麻薬”と呼ばれている物質で、

痛みを抑えるとともに多幸感をもたらします。

 

そしてこの脳内麻薬の分泌量は、

同程度のレベルの刺激では少なくなっていきます。

 

ですから、同程度の快感を得るにはさらに強い刺激が必要で、

快感を得たいがために、より辛いものを食べたくなり、

食べる頻度も増えていくわけです。

 

これが辛いものを食べ続けてしまう要因です。

 

ちなみに、アルコールやタバコをやめられないのも、

この脳内麻薬によるものなのです。

 

私たちは普通に生活している中で辛い料理を食べる機会が多いですが、

体調不良の時には胃痛など不調が出ることはあるものの、

一般的な量、辛さでは通常は体に影響はありません。

 

しかし、辛いものを食べて胃痛や下痢が起こることから分かるように、

辛いものは刺激物ですので、摂りすぎには注意しなければなりません。

 

症状が出たら食べるのも控えれば良いわけですが、

食べたい欲が強くなってくると、

症状が出ても我慢して食べてしまうようになります。

 

次第に神経が麻痺してきて、

実際には胃に炎症が起こっているにも関わらず、

痛みがないという状態に陥り、

より辛いものをたくさん食べるようになってしまいます。

 

その結果、炎症が続き、

消化器のがんなど病気に発展することもあります。

 

また、味覚も麻痺してきますし、

精神障害を引き起こすリスクが高まるとも言われています。

 

なんであれ“依存”というのは良い結果を生みません。

辛いものは身近にありますし、美味しいと感じやすいですが、

健康のために食べ過ぎには注意するようにしましょう。

 
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