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快適な眠りのための寝室づくり

みなさん、こんにちは!

 

睡眠は体と心の回復に不可欠な時間ですが、

みなさんの寝室は心地の良い空間になっていますか?

 

寝具には気を使っていても、

寝室の環境には無関心という方が結構多いもの。

 

良質な睡眠を得るためには寝室環境も非常に大切です。

 

そこで今回は「快適の寝室づくり」をご紹介したいと思います。

ポイントは主に3つあります。

 

快適の寝室づくりの1つ目は「温度と湿度」です。

 

掛け布団と体との間は、

温度32~34℃、湿度45~55%が最適といわれています。

これを維持するのに寝具にこだわるのはもちろんのこと、

寝室全体の温度・湿度にも気を配る必要があります。

 

日本の季節には春、夏、秋、冬の4つがあるわけですが、

1年を通して室温16~28℃、湿度50~60%に保つことが

良質な睡眠を得るための条件となります。

 

掛け布団と体との間の温度・湿度は計るのが難しいですが、

寝室全体の温度・湿度なら、

温湿計を用いて簡単に測ることができますので、

冷暖房や扇風機、加湿器、除湿器などを使用し、

温湿計で確認しながら範囲内におさめるようにしましょう。

 

快適な寝室づくりの2つ目は「光」です。

 

就寝時に強い光を浴びると、

睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が減少し、入眠を妨げます。

 

ですから、真っ暗にして寝るのが理想です。

しかし、真っ暗が怖いという方も多いはず。

そのような方は10ルクス程度で暖色系の照明を灯しましょう。

10ルクス程度、暖色系の照明なら安眠は妨げられません。

 

10ルクスは、小さな間接照明を小~中で灯す程度の明るさです。

頭の横に間接照明を置いていると、少しまぶしく感じ、

安眠が妨げられる場合がありますので、

目に入らない場所に間接照明を置くようにしましょう。

 

快適な寝室づくりの3つ目は「音」です。

音は安眠を大きく妨げ、

40デシベルを超えると睡眠に影響が出てきます。

 

40デシベルは、小さなささやき声が聞こえる図書館並みの騒音です。

騒音は隣人など問題もあり自分だけで解決しにくいものもありますが、

自分でできることは積極的に対策をとってみましょう。

 

以上、快適の寝室づくりにおける3つのポイントでした!

温度・湿度、光、音を正しく調節すれば、眠りの質が向上し、

日中の充実度や生活の質の向上にもつながりますよ。

 

寝具も睡眠の質に大きく関係してきます。

以前に「快眠のための枕選び」についてお話していますので、

興味があれば併せてお読みください。

 

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