諒設計アーキテクトラーニングがお送りする通信教育ブログ

諒設計アーキテクトラーニングでは趣味や教養からビジネススキルまで、豊富な通信講座をご提供しています。

今やティータイムに不可欠となったカップ&ソーサーの歴史

みなさん、こんにちは!

今回は「ティーカップとソーサー(受け皿)の歴史」をご紹介します

 

お茶は古くから私たち人間が好んで飲んできた飲み物で、

その人気からおそらくこの先もずっと飲まれ続けることと思います。

 

現代では茶葉をネットの通販で購入し、

外出せずに手軽に入手することが可能になりましたし、

 その他に必要なのはお湯と砂糖、牛乳だけなので、

思い立った時にいつでも飲めるようになりました。 

 

ティーカップとソーサーはお茶を楽しむための重要なもの。

インドの一部では、お茶は素焼きの壺やガラス製品で提供されていますが、

やっぱりお茶を飲むのならそれに合った食器を使いたいものです。

 

ティーカップやソーサーは子どもの頃から

使用しているという人が多いと思いますが、

果たしていつの時代に生まれ、使われるようになったのでしょうか?

 

まずティーカップについてですが、

その歴史は紀元前206~220年にまでさかのぼり、

その頃に誕生して以来、大きな進化を遂げてきました。

 

最初は主に中国で作られたもので、白と青の2色で彩られ、

取っ手がなく、現在の中東で使われているものとほぼ同じものでした。

実はこれを「茶碗」と呼んでいました。

 

ティーカップは、イギリスのジョージ4世の時代に、

東インド貿易会社が中国から輸入したのが始まりです。

 

これによって中国とインドの両国で

磁器や土でできたカップが作られるようになりました。

 

1750年、ロバート・アダムスという人物の影響で、

カップに持ち手が付けられるようになります。

彼は従来のカップが使いづらいと感じたことから、

デザインを改良し取っ手を付けたのです。

 

ソーサーの歴史は、1700年に登場したカップに比べると新しいものです。

最初は、茶碗からお茶を飲む習慣がありましたが、

後からお茶を速く冷ますために

平べったい小皿に少量ずつお茶を注ぐようになりました。

 

それから時代が進むにつれその小皿の大きさは大きく変わり、

茶碗を置く台のような役割を果たすようになりました。

 

しかし、今でも世界各地では、

伝統的にこの習慣を行っている人が少なくありません。

 

これらのティーセットに使用される材料は、

時間とともに大きく進化していきしました。

 

現在ではボーンチャイナ、ガラス、セラミック、

ステンレス、プラスチック、木材など様々な素材やデザインの

カップとソーサーを見つけることができます。

 

このような不思議な歴史のあるカップとソーサーですが、

ほっとするティータイムのひとときを味わうにはぜひとも揃えてみたいものです。

 

気になった方は、デザインや材質など、どのタイプのセットが好みなのか、

ネットで探してみると面白いかもしれません。

 
--------------------------------------------------------------------------
諒設計アーキテクトラーニングでは、
「紅茶」に関する講座をご用意しています。
講座の詳細については下記URL先でご覧ください。
→ https://www.designlearn.co.jp