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ヨーグルトの製造方法!メーカーではこのように作っている

みなさん、こんにちは!

今回は「ヨーグルトの製造方法」についてお話したいと思います!

 

現代では朝食をメインとしてよく消費されるヨーグルトですが、

ヨーグルトのルーツは何世紀も前に遊牧民が動物の皮で出来た袋で

乳を運んでいたところ、そのミルクが固まり、

風味のある違う食べ物に変化したことが始まりとされています。

 

実はこの何世紀も前の発見から

現在のヨーグルトの製造方法はほとんど変化していません。

 

製造方法のベースは同じですが、

最近では特定のバクテリアを使った

低脂肪でフルーティーなヨーグルトが求められているため、

基本的な製造方法に少し変化を加えたものになっています。

 

まず、メーカーは牛乳をスキムとクリームに分けます。

 

ヨーグルトの脂肪分に関わらず、

濃厚な食感になるように、作業者は牛乳から液体を蒸発させます。

 

続いて、余分な液体を蒸発させた牛乳に

ゼラチンや粉ミルクなどの安定剤を加えてヨーグルトに濃度を持たせます。

 

そして、ほどよい濃さになった牛乳は加熱処理をし、

有害な細菌を死滅させる低温殺菌を行います。

 

温度が高ければさらに濃厚になりますが、細菌を死滅させるには

牛乳を15分間171度で加熱するだけで大丈夫です。

 

混合物の中に残ったクリームは、自然にミルクから分離します。

メーカーは牛乳を均質化してクリームの分子を分散させることで、

常に滑らかなテクスチャーを作り出します。

 

次が、ヨーグルト製造における最も重要なステップです。

そのステップとは善玉菌を投入することですが、

その量や種類はメーカーによって大きく異なります。

 

ヨーグルト会社や製造会社は、

菌種の特許を取り、パッケージに別の名前をつけることがよくあります。

 

研究結果で特定の菌種がある病気に効果があると証明されると、

健康効果としてヨーグルトのプロモーションになるからです。

 

微生物は、乳糖を代謝して乳酸などの化学物質を生成します。

発酵が終わると、3〜4時間後には最初に作った牛乳とは似ても似つかない、

味も食感も濃厚でクリーミーなヨーグルトになります。

 

最後にヨーグルトメーカーは製品に使用されている甘味料を加えます。

 

添加物は、果物の加工品から人工甘味料まで幅広く、

通常はヨーグルトの酸味を隠すために使用されます。

 

このようにしてヨーグルトは作られています。

日常的によく食べるヨーグルトですが、

どのように作られているかはなかなか知る機会がなく、

よい発見があったのではないでしょうか。

 

ちなみにヨーグルトは健康にとてもよい食品ですので、

ぜひ日常の食事に取り入れてみてくださいね。

 

ryosekkei.hatenadiary.com

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