みなさん、こんにちは!
今回は「エアコンの使いすぎによる悪影響」についてです。
夏が近づき、どんどん気温が高くなってきたことで、
エアコンを使う頻度も多くなったことと思います。
特に今はコロナの影響で家にいる時間が増えましたから、
エアコンの稼働時間も長くなっているはずです。
しかし、エアコンは家での快適な暮らしをサポートしてくれる反面、
使いすぎによって体にさまざまな悪影響を及ぼします。
悪影響として特に重大なのが「体温が低下する」こと。
私たち人間は恒温動物で、外の気温が変化しても
体温を一定に保てるようにできていますが、
保てる範囲には限定的で、低い気温にさらされ続けると
保てる範囲の下限に向かって体温が低下していきます。
そして体温が低下すると免疫力の低下を招きます。
免疫力は細菌やウイルスなどの外敵から身を守る力ですから、
免疫力が低下すると感染症にかかりやすくなりますし、
がんの発症リスクを高めるともいわれ、
持病がある方はその病気の悪化にもつながります。
また、体温が低下すると体のさまざまな機能が低下するので、
体のだるさや疲れやすいなど体の不調も引き起こされます。
ほかにも、思考力や判断力、やる気の低下など、
体だけなく、心に悪影響が及びます。
また、「熱中症にかかりやすくなる」のも大きな問題です。
エアコンを使いすぎると室内と室外の温度差が大きくなって、
外の暑さに体が慣れず、汗をかきにくくなります。
汗は体にこもった熱を体外に出す働きがありますので、
上手に汗をかけないと体に熱がこもってしまうのです。
エアコンの使いすぎは心身に大きな悪影響を及ぼしますので、
健康維持のために、使いすぎには注意するようにしましょう。
ちなみに、つけっぱなしがダメというわけではありません。
あくまで部屋の温度を下げすぎるのがダメということです。
夏場であれば室内温度は25~28℃が最適ですから、
この範囲内になるように調整するようにしましょう。
ただし、エアコンの設定温度を28℃にしたからとって、
部屋の温度が28℃になるわけではありません。
そのため、肌感で判断するのではなく、
室内温度計を使ってしっかりと管理することが大切です。
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