諒設計アーキテクトラーニングがお送りする通信教育ブログ

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人は施しに弱い生き物なんです

こんばんは!みなさん、今週もお疲れさまです。

コロナ禍で気兼ねなく外出できないと思いますが、

明日、明後日とお休みの方はゆっくり疲れをとってくださいね!

 

さて、本日は心理学の1つである「返報性の法則」について

お話ししようかなと思います。

 

返報性の法則というのは、他の人から受けた施しに対して、

何かお返しをしないといけないと感じる心理のことです。

 

たとえば、自分の誕生日に知人からプレゼントをもらうと、

その人の誕生日が来たらプレゼントを返そうと思いますよね。

 

これが返報性の法則です。

 

ちなみに、デパートとかで店員さんから試食を促されて、

それによって商品を買わないと、、って気持ちになるのも返報性の法則です。

 

この法則はビジネス、とりわけ営業でよく利用されますが、

人間関係を築く上でも非常に有効です。

 

ほとんどの人が周りから“良い人”だと思われたいという気持ちを持っていて、

裏を返すと“悪い人”と思われたくないわけです。

 

したがって、他人から施しを受けたのにも関わらず何もしないと、

その人から“悪い人”と思われるのではないかという気持ちになって、

 

その心理的負担を解消したいという欲求から、

お返しをしたりお返しをしないまでも何かしらアクションをとるようになり、

相互コミュニケーションが生まれるのです。

 

人の気持ちを利用してまで仲良くなりたいという人もいるかと思いますが、

結局のところ一相互コミュニケーションがなければ仲良くはなれません。

それに、心理的負担といっても極わずかなもので気にするほどではありません。

 

なので、仲良くなりたい人がいれば、

その人に対して積極的にアクションを起こしてみましょう!

 

相手が“施し”と感じることであれば何でもよいですが、

いきなり大きすぎることをしては逆効果になる場合もありますので、

最初は小さなことから始めるのがよいと思います。

 

たとえば仕事や学校で簡単なことでもいいので手伝ってあげたり、

今の寒い時期であれば温かい缶コーヒーをあげるのも良いと思いますよ(^^)