みなさん、こんにちは!
今回は「壁と窓に講じる防音対策」についてです。
世界を見渡すと計200近くもの国がありますが、
その中でも日本は特に人口密度の高い国です。
特に都心部は人口密度が非常に高く、
そのために住宅のほとんどはアパートやマンションとなっています。
アパートやマンションに住む際、
特に問題となりやすいのが「騒音」による隣人トラブルです。
隣人がうるさいとイライラが募って
どんどんストレスが溜まっていってしまいます。
引っ越せば万事解決となりますが、
そうは言ってもなかなか引っ越すのは難しいもの。
そこで、隣人の騒音に悩まされている方は
まずは防音対策を講じてみてはいかがでしょうか。
防音対策として効果が高いのが「壁」と「窓」です。
まず壁への対策ですが、「防音パネル」や「遮音シート」などが
販売されているので、これらを使ってみてください。
いずれも壁に貼り付けるタイプのアイテムで、
これらを壁一面に貼り付けることで音の伝わりを弱くし、
隣人の声や生活音が部屋に入ってきにくくなります。
いろいろな商品が販売され、値段もピンキリですが、
防音効果を高めたい場合には分厚いものがおすすめです。
もしくは遮音シートを壁に貼り、
その上から防音パネルを貼りつけるのも1つの手です。
また、本棚やタンス、クローゼットなどの大型家具を、
壁全面に置くというのも防音に効果があります。
こちらは壁全面に置く必要がありますし、
配置させるのに苦労しますが、費用がかかりませんので、
大型家具がたくさんあって防音対策に予算をかけらない方は
大型家具を壁に配置してみてはどうでしょうか。
また、窓にもしっかりと対策を講じましょう。
北海道などの寒い地域では2枚窓が一般的ですが、
日本の多くの住宅の窓は1枚で、あまり分厚くありません。
そのため、窓からも隣人の声や音、外の騒音が入ってきます。
窓自体を防音性に優れたものに変えるのが最も効果的ですが、
窓を交換するのは費用が高く、時間もかかりますので、
「遮音カーテン」や「遮音テープ」を利用するのがおすすめです。
遮音カーテンは、通常のカーテンよりも防音性に優れ、
ただ単に窓につけるだけで音を遮断してくれます。
遮音テープは、窓の隙間を埋めて防音するというもの。
窓の近くで風切り音が聞こえる場合には窓に隙間がありますので、
開閉しない窓には遮音テープを貼るのもよいでしょう。
壁と窓に対策を講じるだけでも、かなりの防音効果があります。
お財布と相談して、防音アイテムを活用してみてくださいね。
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