みなさん、こんばんは!
今回は、「ジョギングとランニングの違い」についてです。
皆さんはこの違いを知っていますでしょうか?
どちらも走るものですが、大きな違いが走る速さです。
運動強度を示すものに「METs値」では、
ランニングが6.4km/h以上であるのに対して、
ジョギングはそれ未満という分け方がされています。
6.4km/hといっても実際にどのくらいの速さなのか分かりにくいものですが、
簡単に言うと、ジョギングは早歩きと同じ程度の速さ、
ランニングは風を感じるくらいに走る速さという具合です。
また、ジョギングとランニングは運動の質にも違いがあります。
ジョギングは息が切れないくらいの速さで走るので、
酸素を取り入れつつ運動を行う有酸素運動に含まれます。
一方のランニングは息が切れる程度の速さで走るので、
酸素を使わずに糖をエネルギーにして筋肉を動かす無酸素運動です。
このような運動の質の違いから、
ジョギングは長く走り続けることができ、
体に対して少ない負担で脂肪の燃焼や筋力の増強を図ることができます。
ランニングはより強度が高いことから、
長く走り続けることがより難しくなりますが、
脂肪の燃焼や筋肉の増強に加えて、心肺機能の向上にも役立ちます。
また、筋肉の増強に関して言えば、
ランニングの方がより早く筋肉を鍛えることができます。
それぞれで効果が異なりますが、
どちらを行うかについては効果をみるよりも、
まず最近の運動状況から判断するのが良いかと思います。
というのも、
最近全く運動していない人が急に高負荷のランニングを行うと、
激しい筋肉痛に襲われたり、呼吸器や心臓への負担から気分が悪くなったり、
体がだるくなったりとその後の日常に支障をきたすことがあるからです。
また、運動は続けることが大切ですので、
このような体の不調が起こってしまうと、
早々にやめてしまうことになりかねません。
ですから、最近全く運動していないという人はまずジョギングから、
ある程度運動しているという人はランニングを行うことをおすすめします。
効果から選ぶ場合には、ダイエット目的ならジョギング、
筋肉を増やしたり心肺機能を高めたい人はランニングがよいでしょう。
コロナ禍で以前よりもストレスが溜まっている人は多いと思います。
運動は健康だけでなくストレス解消にも効果的ですので、
ぜひこの機会に、生活に運動を取り入れてみましょう。
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