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顎が出る姿勢は腹筋と背筋のアンバランスにあった

みなさん、こんばんは!

 

人は重力によって姿勢が崩れがちで、

横からみると「顎が出ている姿勢」になっている人が多いですよね。

 

これは「猫背」になっているためで、

背骨がS字に曲がることで、その曲がり方に合わせるように

首の骨もS字のようになって、顎が突き出る姿勢になるわけです。

 

顎が出ている姿勢の原因、つまり猫背の原因として、

「背骨が曲がっていること」と認識している人が多いと思います。

 

実際のところ、これは間違いではなく、

猫背の姿勢を続ける結果として起こるものですが、

背骨が曲がる原因の多くが腹筋と背筋の筋力バランスが悪いことにあります。

 

何事にもバランスが大切で、

筋肉には拮抗筋と呼ばれるペアがあって、

それぞれが屈筋と伸筋が対になっているのですが、

腹筋と背筋の関係がまさにこれに当たり、

腹筋と背筋が高いに伸縮を助ける役割を持っているのです。

 

ですから、腹筋と背筋のバランスが悪くなると姿勢も悪くなるのです。

 

猫背になるのは腹筋が背筋よりも強いためで、

腹筋が硬くなりすぎて腰が反りにくくなることによるもの。

 

一方、背筋が腹筋よりも強いと、

お尻が突き出たような反り腰になります。

 

また、猫背は腹筋と背筋の両方の筋力不足によっても起こります。

 

近年では運動不足によって

日本人全体の筋力低下がみられるようですので、

現実としては腹筋が背筋よりも強いためというよりも、

腹筋と背筋の筋力不足が原因で猫背になっている人が多いと思われます。

 

ですから、猫背を改善するには、

腹筋と背筋を鍛えることが必須で、

正しい姿勢を維持するということは二の次となります。

 

猫背を直したい方は、

まずは腹筋と背筋をバランスよく鍛えるようにしましょう。

 

ちなみに、猫背によって顎の形が変わったり、

顔のたるみを加速したりすることもあると言われています。

 

顎の形に関しては、臨床的に猫背の人に

過蓋咬合(噛み合わせが深い)人が多く、

上顎が突き出たり左右どちらかに傾いたりする傾向があります。

 

ほかにも猫背によって血流が悪くなったり、

呼吸機能が低下したりと、健康に対するさまざまな弊害が起こります。

 

程度の差はあれ、猫背は年齢に関わらず改善できるものですので、

猫背の方は積極的に改善に取り組むようにしましょう。

 
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