みなさん、こんにちは!
体の構造の観点から便秘は特に女性に多く、
慢性的に便秘に悩んでいる人は日本では約500万人ともいわれています。
便秘は病気によって起こることもありますが、
便秘の原因の多くは生活習慣によるものです。
特に慢性的に便秘になっている人は
生活習慣が原因の可能性が高いと言えるでしょう。
便秘の原因となる生活習慣には①ストレス、②不規則な生活、
③排便の我慢、④偏食・少食、⑤運動不足、などが挙げられます。
①~③においては自律神経が関わっていて、
ストレスがある時や、睡眠不足、就寝・起床時間がバラバラ、
排便を我慢するような習慣が続くと自律神経が乱れ、
自律神経が乱れることで腸の働きが鈍化します。
腸は蠕動運動という便を運ぶ運動が行われているので、
腸の働きが弱くなると便が押し出されにくくなるのです。
④の偏食・少食においては、主に食物繊維と水不足が関係しています。
食物繊維は水分を効率よく吸収して便を柔らかくしたり、
便のカサを増やしたり、腸の調子を整える作用がありますから、
偏食や少食によって食物繊維が不足するとスムーズに排便できなくなります。
食物繊維は野菜などを多く含まれ、
近年では野菜をあまり摂らない人が多いと言われています。
普段から野菜の摂取量が少ない人は
食物繊維不足が原因になっている可能性が高いと言えるでしょう。
また、水分不足も便秘の大きな原因で、
水分が不足すると便が硬くなって腸内で移動しにくくなります。
⑤の運動不足においては、主に腹筋が弱いことが原因となっています。
私たちは排便時にいきんで便を外に押し出そうとしますが、
腹筋が弱いと便を押し出す力が弱くなります。
また、運動不足で全身の筋肉量が少ない人は、
基礎代謝が低く、筋肉で熱を産生する量が少ないことから、
体温が低い傾向にあり、体温が低くなると腸の働きが弱まります。
このように、便秘はさまざまな生活習慣が大きく関わっています。
裏を返すと、生活習慣を改善すれば
便秘が改善できる場合が多いということになります。
慢性的に便秘になる人は生活習慣が原因である場合が多いので、
生活習慣を見直すことが大切です。
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